イノベーションの進め方 価値共創型コンサルティング

私達の取り組みは「サービス・イノベーション」と「新しいIT活用」の両面からコンサルティングを進める事で、経営・業務改革と効果的・効率的なシステム構築を同時に実現します。
その為には、サービスを従来の枠組みを超えて整理した「サービス・イノベーションの定義」の考え方が重要です。又、ITのダイナミックな進化を体系的に整理し、その本質を熟知して活用する「新しいIT活用」の考え方が重要となります。この両面のアプローチから生まれるイノベーションの推進力とユーザー、パートナーとのチームワークが、継続的イノベーションの力を産み出します。

イノベーションの進め方

サービス・イノベーションの定義

  • サービス・イノベーションとは 経済的価値や産業社会の効率化に留まるだけでなく、社会と生活者のQOL向上や、非営利活動を含む、相互性のある価値共創を生み出す活動である。
  • サービス・イノベーションとは、効率の向上と、サービスレベルや付加価値等の効果性の向上を同時に図ることである。
  • サービス・イノベーションで重要なことは、サービスの多様化、高付加価値化への対応だけではなく、提供サービスの絞り込みや適正化を図ることでもある。
  • サービス・イノベーションとは、一方向の供給者→需要者の関係を脱し、生活者起点で適正な価値を双方で共有、共創することである。
  • サービス・イノベーションとは、顧客接点での直接的サービスにとどまらず、事業インフラや、産業・社会基盤の改革も含めた取組みである。
  • サービス・イノベーションとは、製造業とサービス産業を連携、融合して考えることで、生活者の望むモノからコトへのニーズに効果的に対応することである。
  • サービス・イノベーションにおける生産性の向上とは、供給者の生産性にとどまるだけでなく、生活者や社会の生産性の向上につながることが重要である。
  • サービス・イノベーションとは、持続的発展社会、循環型社会への取り組みである。
  • サービス・イノベーションとは、人間的活動や感性、ノウハウと、科学的・工学的・システム的ソリューションとの結合、融合から生まれる。
  • サービス・イノベーションとは、産業・社会の新たな進化とその共有であり、自ずとグローバルな展開への広がりを持つ。

新しいIT活用の流れ

(1) オープンリアルタイムシステムによる業務改革

  • 結果管理型マネジメント     → プロセス支援型マネジメント、タイムリーな情報共有と活用
  • 企業独自システム         → 標準化・生産性向上、企業・顧客連携のオープン化
  • 中央集権・プッシュ型システム → 現場活性化、顧客サービスレベルの向上、双方向プロセス

(2) ワークフローシステム化による一貫性と省力化の向上

  • 業務の省力化と情報化の同時実現、ワークフロー化による「見える化」から「出来る化」への革新
  • 業務進捗管理、業務品質管理のシステム化、プロセスのマネジメントと支援を組込む
  • 業務のワークフロー化による標準化、効率化、自動化と、業務処理データの品質向上と情報DBの自動作成

(3) システムサポート、システムリコメンデーションの高度化

  • システムによる経営診断や、業務品質・品揃え診断等のサポート機能、アラート機能の高度化
  • 自動発注、リコメンド発注等、業務精度の向上と省力化の支援
  • 情報活用、業務システム、ディシジョンメーキング、コミュニケーションの連動

(4) クラウド、Web X.0、ユビキタス環境のビジネスへの組込み

  • リアルとバーチャルの連携、クラウドサービスとオープン・イノベーションの広がり
  • インターネットによる外部連携やマルチメディア活用による、企業情報システムのオープン化と情報活用、操作性の向上、顧客接点の拡充とチャネル形成
  • ソーシャルネットワークサービスの広がり、モバイル、IOTの広がりとインダストリアル4.0の流れ
  • オープンソース、Webサービス、パッケージ等の活用、外部サービスとの連動、チープ革命

(5) ログデータの活用、データ発生、現場起点の情報システム構築

  • 生活者起点の情報活用とプロセスの実現、現場プロセスの見える化とタイムリーなフィードバックと価値共創
  • ログデータ解析による業務進捗、行動分析、リモートモニタリングなどのマネジメントシステムの実現
  • 大量データ分析のローコスト化と分析インテリジェンス。BigData分析による仮設-検証と予兆管理、ソリューションデザイン
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